ホームページからのお問い合わせ、来ていますか?
私はホームページ制作をしているのですが、あるとき「ホームページに問い合わせが来るというのがイメージできない」と言われたことがありました。
でも実際、最近ある見直しをしたことで、月のお問い合わせ数が2倍に増えました。
しかも、広告費ゼロ。リニューアルにかかったのは、自分の時間だけです。
いったい何を変えたのか?
今日はその具体的な内容を、赤裸々にご紹介します。
「伝え方」と「導線」を整えただけ
このホームページは隙間時間に少しずつ手を加えていきながら運用しているので、割と中途半端なところも多かったです。それでもお問い合わせはいただいていたのですが、この「中途半端」がポイントでした。
正直なところ、デザインをガラッと変えたわけではありません。
今まで使っていたレイアウトやパーツは活かしつつ、以下の3点に集中して見直しました。
1. キャッチコピーを「誰の、どんな悩みに応えるか」に絞った
トップページの一番目立つ場所(いわゆるキービジュアル)には、これまでもキャッチコピーを置いていました。
でも、今思えば、以前のコピーは「ふわっとした雰囲気重視」のものでした。
そこで、
✅ どんな人の
✅ どんな悩みに対して
✅ どんな価値を届けるか
がハッキリ伝わるコピーに変更。
「これ、私のことだ」と思ってもらえるように、具体的な言葉に置き換えました。
2. サービスページの構成を「悩み→解決→行動」に再構成
よくあるのが、「うちはこれができます!」と最初から説明してしまうパターン。
でも、訪問者が最初に知りたいのは「私の悩み、ここで解決できるの?」ということ。
そこで、サービス紹介の構成を以下のように見直しました。
- まずは「よくある悩み」に共感
- 次に「その悩み、こうやって解決できます」と説明
- 最後に「詳しくはこちら/相談はこちらへ」と導線を設置
3. デザインの“統一感”を調整
レイアウトやパーツは大きく変えていませんが、バラバラになっていた部分は調整して、統一感を出しました。
それだけでも、サイト全体がぐっと読みやすく、信頼感のある印象に変わります。
結果:月2倍のお問い合わせ改善
その結果、改修した翌月は、2倍に増えました。
つまり、「デザインを良くすれば売れる」わけではないけれど、“伝え方と導線”を整理するだけで、反応は大きく変わるということです。
「伝わること」が一番大事
もちろん、見た目も大切。第一印象は重要ですし、届けたい相手が嫌ではないデザインにする必要があります。
でもそれ以上に、
- 自分が誰の役に立てるのか?
- どんな悩みに応えられるのか?
- 相手はどう動けばいいのか?
が、ちゃんと伝わっているか。ここを整えるだけで、ホームページの反応は変わります。
「まず何をすればいい?」という方へ
時間がない方でも、まずトップページのキャッチコピーだけでも変えてみてください。
実際に私も、キャッチコピーを変えた直後にメディア掲載の依頼が来たこともありました。
“誰に、何を、どう伝えるか”を整えるだけで、ホームページは生きてくる。
ぜひ、あなたのホームページも一度見直してみてください。
「そうは言ってもホームページからお問い合わせなんて来たことがないんだよ」という0の状態の方は、どこに今つまづいているのかお悩みをご相談ください。プロの視点でのアドバイスと共に、私ができるサポートについてお話させていただいます。